DENXブログ

同志社大学 電気情報研究会(DENX)の活動や日常風景などを紹介します。

2017年 春合宿の記録

こんにちは。DENX広報のSです。 今回は3/6-3/8に同志社びわこリトリートセンターで行われた春合宿の様子を報告をさせていただきます。

この合宿は、発想力養成、技術力向上を目的としている夏合宿に対し、アナログゲームやLTを通じた会員同士の交流を目的としています。そのため、3日間通して非常にゆったりとしたペースで進行されます。

しかし、夏合宿のハッカソン同様、各企画で優れた成績を得た人には豪華な賞品が授与されます。 例年この賞品を巡った激しい争いが行われる(?)そうですが、今年はどうなるのでしょうか。見ていきましょう!

1日目(3/6)

京都駅に集合後、すぐさま合宿所のある琵琶湖の湖西、北小松へ。 先月まであった残雪も解け切り、すっかり春らしい気候を見せていました。 リトリートセンターに着くと、さっそく準備がはじまり、すぐに企画が始まりました。ゲームスタートです!

企画1 人狼

最初のゲームは鉄板のテーブルトークRPG人狼」です。 私は今回の合宿で初めて人狼をしたのですが、嘘をつくとすぐ顔に出てしまう自分にはとても難しいゲームでした(汗)

預言者が二人並立したり、村人がなぜか裏切り者の立場を担ったりなど、非常に高度な頭脳戦が繰り広げられ、思わず息をのむような瞬間もありました。

ゲーム自体は総じて村人側が勝利を納めるものが多かったですが、最後の三回戦では2グループとも拮抗し、最終的にはどちらも人狼側が勝利を勝ち取る結果になりました。 ゲームもひと段落すると、待ちに待った夕食の時間!優勝!! 1日目は天ぷら定食で、いつも粗末なものを食べている下宿生の自分にとってはたまらない美味しさでした。先ほどの人狼の殺伐とした空気から一転、談笑をする声がこだまし、とても和やかなムードでした。 

企画2-1 ライトニングトーク(LT)

LTは10分間程度のプレゼンテーションを各自自由なテーマで発表するというもので、毎月行われるDENXの総会でも行われています。

1日目のLTは、読書の重要性や好きなyoutuber、カードゲームのすすめなど会員の趣味を知ることができるものが多く、会員間の距離を縮めることができたと感じました。

LTが終わると自由時間になり、風呂に入る人、早々に寝る人、今頃になってLTを作り出す人(自分含む)など様々でした。また1日目の夜は、ドミニオン大会が深夜企画として催されたそうで、遅い時間まで会員の盛り上がる声が聞こえていました。

2日目(3/7)

朝食はバイキング形式でこれまた非常に美味しいものでしたが、昨日深夜まで起きていた方々はだいぶん疲れたご様子でした。DENX民は朝に弱い(至言)

企画3 photographic dixit

これは今回の合宿で初めて行われた企画で、チームに分かれ、与えられたテーマの写真を撮影し、また写真からテーマを推測するゲームです。 一見簡単に思えますが、全チームに当てられる、もしくは当てられない場合は自分のチームに点が入らないので、写真を撮るのにかなりの工夫が要求されました。

チームによってはかなりキワドイ写真を撮っていた方もいましたね(誰とはいいませんが)

企画4 pictionary

このゲームは、出されたお題に即して絵を描いて、そのお題を他の人にあててもらうクイズゲームにすごろくの要素を付加したもので、昨年も好評を博したゲームです。今回は、4回生の方がすごろくソフト、3回生の方がお題ランダム出題ソフトを作ってきてくださり、非常に盛り上がりました。

このゲームは、お題に難易度が設けられており、すごろくで早くゴールに着くには、激ムズのお題が出題されるマスを通らなければいけません。実際にこのマスに止まると「高価」「任意」「顧問」など非常に抽象的、概念的なものが出題され、あまりの難しさに回答時間中ペンを動かすことさえできなかった方もチラホラ。

またほかにも5人同時お絵かき対決など、様々な仕掛けが施されており、非常にヒートアップしたゲームでした。

企画2-2 ライトニングトーク(LT)

ゲームの後は昨日に引き続きLT第二部が行われました。 今回のLTはデザイン作成のお話や、自作タイピングゲーム、はたまたコミケ遠征譚など様々な役立つお話を聞かせていただきました。別の部屋では、会長の落単芸や4回生の先輩のライブコーディングなど、かなりユニークなLTが行われていたようです。

また、LT終了後にはDENXの中興の祖ともいえる修士二年のM先輩がDENXの歴史や課題解決方法などをレクチャーしてくださり、大変為になりました。M先輩は来年度から京都を離れられるということで、4回生からサプライズのプレゼント渡しがあり、上回生の中には途中涙ぐむかたもいらっしゃいました。

企画が終わると、浴場があと30分で閉まる時間になっていて、慌てて全員同時にお風呂に駆け込みました(笑) その後は昨晩同様、某部屋では深夜企画が行われ、スマ○ラ大会が開かれていたそうです。自分は疲れて部屋で爆睡していました。

3日目(3/8)

朝食を取り終え、部屋の片付けをした後、最後の企画が始まりました。

企画5 ボードゲーム大会

この企画は6グループに分かれて、それぞれ用意されたボードゲームで競い合うというもの。 私は午前の部ではカルカソンヌ、午後の部ではLABYRINTH(ラビリンス)とおばけキャッチというゲームをやりました。

カルカソンヌはドイツのメーカが作った陣取りゲームで、最初はゲームのボードがなく、タイルを組み合わせてボードを作っていくというのが特徴的でした。また、所有権争いなども勃発し、かなりの戦略を要しました。 LABYRINTH(ラビリンス)はこれもまたドイツの老舗メーカが作った宝探しゲームです。盤上の宝物が描かれたマスに駒を進めるという一見単純なゲームですが、盤をスライドさせることができるため、展開が目まぐるしかったです。

最期にやったおばけキャッチというゲームは、上の二つとは趣の異なったゲームでした。 ルールは簡単で、めくられたカードの絵と同じ駒を素早くキャッチするというものですが、もしカードの絵と一致する駒がない場合はその絵と要素がまったく一致しない駒をキャッチしなければならず、それを瞬時に判断する必要があります。自分はこのゲームに一番苦戦させられましたが、同時に一番白熱したゲームだったと思います。

以上でゲームの企画は終了し、最後に表彰式が行われました。

総合結果

1位 一回生のS 2位 二回生のN先輩(現会長) 3位 四回生のN先輩

という訳でまさかの一回戦優勝という結果に終わりました。 個人戦よりもグループで行うゲームが多かったので、チーム力が必要となったのかもしれませんね。 上位入賞者にはアマゾンのギフトカードが贈られ、無事閉幕となりました。

感想

今回の合宿で、普段あまり会わない他のキャンパスの人や、先輩方などと沢山の交流をすることができました。 また、上回生のLTなど、今後の活動にとって非常に有意義な情報を得ることができ、会員全員にとって良い刺激を受けられた場であったと思います。

以上で春合宿レポートは終わりです。 合宿を企画してくださった方々、この記事を読んでくださったみなさん、ありがとうございました!