DENXブログ

同志社大学 電気情報研究会(DENX)の活動や日常風景などを紹介します。

C++講座について & ACM-ICPC国内予選に参加しました

こんにちは。京田辺2回のsugiです。5月初め~6月末にかけてC++講座を行い、さらに7月初めのICPCに参加させていただいたのでギュッとまとめて報告させていただきます。

目次

  • C++講座
    • 講座概要
    • 振り返り
  • ACM-ICPC国内予選に参加しました
    • ACM-ICPCとは
    • 参加状況
    • 結果
  • 感想と展望

C++講座

講座概要

まず、この講座の目的に関して説明します。
本来ならば, コードを書き進めつつ基本的な概念や知識を把握, 理解するべきなのですが、この講座は7月初めのICPCに向けて勉強+新入生にプログラミングの楽しさを知ってもらうという目的で行いました。週に1回、全6回行いました。

講座の内容としてはおおまかに次のようになっています。

  1. プログラミングとは? C++とは? 入出力について
  2. if文、ループ処理、配列、vector
  3. string、データ構造(stack、queue、set、map)
  4. 演習
  5. 再帰処理、浮動小数点まわりの処理
  6. 演習

実行環境はオンラインでコンパイル可能なWandboxを利用させていただきました。

振り返り

私自身の理解が浅いところもあり, 最後まで受けてくれる新入生が一人でも残ってくれれば...と考えていたのですが、そのような心配は必要なく, 3人ほど残ってくれたので講座を行っている身としても安心しました。本講座を行う上で不安な要素が多くありましたが上回生の協力もあり、無事ICPCを迎えられてよかったです。
反省点として、新入生の理解度がどの程度なのか把握できていなかった点が挙げられます。 今後このような機会があれば全体の理解度に合わせつつ進めることができればと考えています。

ACM-ICPC

ACM-ICPCとは?

ACM-ICPCとはアメリカに本部を置く計算機科学の国際学会が主催するプログラミングコンテストの名称です。基本的に3人1組でチームを組んで問題を解き、解けた問題の総数と解けるまでの経過時間で他チームと競い合います。このコンテストは大学生、専門学校生、高専生が対象で今回の2018年ICPC国内予選では約400チームが参加しました。

参加状況

DENX内では、3チーム計9人が参加しました。(内1回生3人、2回生2人、3回生4人)
1回生のみで構成されたチームzangyo、2回生と3回生の混合チームであるチームC94 Sunday PU a-22とチームhoge_piyo_matsuriが参加しました。

結果

チームhoge_piyo_matsuriが3問で80位、チームC94 Sunday PU a-22が2問で168位、チームzangyoが1問で292位という結果でした。 f:id:denx:20180808212726p:plain

感想と展望

今回のICPCは大雨による交通機関のマヒもあり、ICPC自体の参加を断念しようと考えていましたが、運営側の配慮により会場以外での参加が認められ何とか参加できました。DENXのICPC参加者は比較的若く、来年度も同じようなメンバーで参加できることもあり、来年度に向けて正解数をより多く増やしていきたいところです。

7/11追記: チームhoge_piyo_matsuriが池辺記念奨励枠によりアジア地区予選出場チームに選抜されました!!