DENXブログ

同志社大学 電気情報研究会(DENX)の活動や日常風景などを紹介します。

デジタル絵ってどう出来てるの?

どうも、こんにちは。
先日久しぶりに実家の犬と再会し頭を撫でたところ、しっかりと顔を見ながら噛まれました、一回生のこーきです。友人に財布を盗まれた時よりも悲しかったです。

さて、そんな事はさておき、早速本題に参りたいと思います。
新参者ではありますが、今回はせっかくなので自分の得意なジャンルである「デジタル絵」に関して色々書いていこうと思います。


絵とは

絵というものは、「平面に書かれた図形を立体として錯覚させる技術」の事です。錯覚や認知の分野ですので、大雑把に言えば心理学の範疇とも言えます。 賢ぶっててムカつきますね。
さらに、デジタル絵は線や色を「ピクセル」または「ドット」で表現したもので、基本的にデジカメの写真と同じ理屈で作られています。なんか凄い。

さて、しょっぱなからボロが出かけているので難しい話はこの辺にして、さっそく制作工程を見ていきましょう!


デジ絵の作り方!

大雑把に言えば、やり方は2種類。
①アナログで描いた絵をパソコンで読み込んで塗る
②最初からデジタルでやる

ちなみに、もしあなたが絵の初心者なら圧倒的に①をオススメします。
なぜなら慣れてないのに最初から②やると上手くいかなすぎてやる気無くすからです(経験談)

(例)
↓僕が最初からデジタルで描いた絵
f:id:denx:20190610235357p:plain

↓紙に下書きしてからデジタルにした絵
f:id:denx:20190610235402p:plain

と、言うわけで今回紹介するのは①の方です。

必要な機材など!

おっと身構えないでくださいね!
機材と言っても絵はほとんどお金がかかりません。
僕は他にも動画制作、DTM(パソコンで作曲)、歌ってみたなどをやるんですが、1番絵を頑張ってる割に圧倒的にお金をかけてません。

ちなみにですが、僕の場合音楽関係には10万くらいかけてるのに対して、デジ絵にはせいぜい2万くらいしかかけてません。
プロの場合でも、DTMに100万かけてる人がいるのに対し、デジ絵はせいぜい15万とかそんなもんです。

つまり、創作の中でもお絵描きと言うのは1番導入が楽な分野なんです!!

さらにさらに!
お絵描きソフトの中にはほとんどプロレベルなのに無料のソフトが沢山あります。
つまり、もしもあなたの絵の才能がカンストしていた場合、パソコンなどを除けば元手ゼロから数万稼げる夢のようなジャンルなのです!!!(大歓喜)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、僕がオススメする機材一覧はこちらです。

【節約したい人はコチラ】
スマホ
②紙
③鉛筆
④ibisPaint X(無料アプリ)

【お金が有り余ってる人はコチラ】
ペンタブレット or 液晶タブレットiPadでも代用できます)
②紙
③鉛筆
④スキャナー
CLIP STUDIO PAINT、SAIなど有料ソフト
⑥パソコン(iPadの場合は不必要)

ほとんどの方が拍子抜けだと思いますが、めっちゃ節約すればなんとスマホと筆記用具だけでも始められるのです!
ちなみに僕はiPadにCLIP STUDIO入れてApple Pencilで描いてます。スタバでドヤりたい人向けの装備ですね( ・´ー・`)


制作工程!

さて、今回はスマホだけでお金をほとんど使わずに1枚描いてみたいと思います。
ちなみに文字で簡単に言えば
①紙に下書きを描く
②写メる
③塗る
のたった3つの工程のみです。
説明がシンプルでわかりやすいですね(自画自賛

①まずは下書きです。
お絵描きのテクニックの話をすると長くなってしまうので完成品だけ載せます。
才能が完全にログアウトしていますがご容赦ください。
※今回は時間の関係でキャラものではなく無機物で制作していきます。 f:id:denx:20190610235341j:plain ②写メったのをアプリで読み込みます。
使ってるスマホAndroidのGalaxy9plusです。
※広告が入ると権利が面倒臭いので画像のものは有料版です。(基本的には無料アプリです)
f:id:denx:20190610235444p:plain
f:id:denx:20190610235450p:plain
f:id:denx:20190610235455p:plain
f:id:denx:20190610235405j:plain
ちなみに、お金がある人はここの工程を写メじゃなくてスキャナーを使う方がキレイに取り込めます。

③読み込んだ画像の線をデジタルのペンでなぞります。
基本的に、お絵描きアプリではどんな物も「レイヤー」という透明な板に描いていきます。
そこで、レイヤーを新しく増やし、その新しいレイヤーの上で線をなぞります。デジタルの特権ですね。
元の画像のレイヤーを消せばこの通り、線画だけを上手く作る事ができました!!
f:id:denx:20190610235409j:plain ④さっそく塗っていきましょう。
どのお絵描きソフトにも存在する「バケツツール」という物を使っていきます。
ibisPaint Xではツールを全て表示して、赤い矢印のところをタップすると選択できます↓ f:id:denx:20190610235459p:plain
まずはレイヤーを塗り用に新しく作成します。
次に塗りたい色を選択します。 f:id:denx:20190610235412j:plain
これで塗りたい範囲内をタップするとこのように簡単に広範囲を塗ることができます↓ f:id:denx:20190610235427j:plain
で、色々と仕上げをすると………………………

………………

………

f:id:denx:20190610235503p:plain
完成!
めっちゃ綺麗に仕上がりました!(自画自賛2回目)


まとめ

いかがだったでしょうか? f:id:denx:20190610235438p:plain
絵というのは非常に汎用性が高いもので、服をデザインするときや看板を描くとき、さらにはクソコラを作るときなど様々な場面で使う事ができますし、逆に他のものの知識を絵に組み込む事だってできます。
例えば、アニメーターや漫画家だったら写真の知識や軽い解剖学の知識を使えますし、デザイナーとなると視線誘導で軽い心理学に近い知識を使います。

そんな難しい話もありますが、何より描けるようになるととにかく楽しいです。
特にデジタル絵は仕上がりが綺麗ですし、達成感がありますね。
皆さんもよければデジ絵に挑戦してみてください!

ではでは。