DENXブログ

同志社大学 電気情報研究会(DENX)の活動や日常風景などを紹介します。

BitSummit 4thに参加させていただきました

こんにちは.電気情報研究会 会長のやまもとです.

今年度のDENXは7月9日,7月10日に開催されました, BitSummit 4thに参加させていただいたので,報告させていただきます.

denx_booth

当会のブース.なぜか新歓のポスターが…
(ポスターがこれしかない)

出展させていただいた作品

出展物のコンセプトは「みんなで楽しむVRというものでした. VRゲームはどうしても1人のみがゲームの世界を楽しみがちになるので,それを共有するゲームの開発にチームで取り組みました. どちらのゲームも好評でした.ありがとうございました! 開発したいずれのゲームもHead Mount Display:HMDが1つのゲームです.HMDを装着しないプレイヤーは他の従来のディスプレイでプレイします.

 

■だるまさんがころんだ(プレイヤー数:4人)

[caption id="attachment_1528" align="alignright" width="300"]daruma_san_ga_koronda 奥に見えるのがオニ.
手前三人はそれぞれ他のプレイヤーが操作する.[/caption]

あの「だるまさんがころんだ」のVRゲームバージョンです. HMDを装着したプレイヤーがオニです. オニは「だるまさんがころんだ」と入力を終えるまで振り返ってはいけません. 残りのプレイヤーはひたすらコントローラのボタンを連打します. 連打して,プレイヤーに割り当てられたキャラクターを走らせましょう!!

オニのプレイヤーが実際に「振り返った」とき,他のプレイヤーは連打をやめて停止させなければなりません.

このゲームの重要な点は,ただオニが戦略ナシに入力を完了させて振り返るだけではオニが簡単に負けてしまことです. オニは戦略を練って他のプレイヤーを罠にかけましょう.

 

VR und Panzer (プレイヤー数:2人)

[caption id="attachment_1527" align="alignleft" width="300"]vr_und_panzer II号戦車VI号戦車を撃破します
(可能なのか?)[/caption]

戦車に乗って敵戦車を撃破するゲームです. HMDを装着したプレイヤーは車長になります.車長は操縦手の役割を兼任します. 車長はキューポラから身を乗り出しているので,周囲360度が制限なく見渡せます. 一方,射手は照準器越しの視界しか見えません. 照準器越しの視界といっても,戦車の進行方向と異なることがあります. 操作する戦車は旋回砲塔を持つためです.

なので,車長からの指示が曖昧だと明確な敵戦車の方向がわからなかったり,今自車輌がどういった意図で行動しているのかがわからず,すぐに自車輌が撃破されてしまいます.

Panzer vor!!

 

反省

今回のBitSummitや前回のVRハッカソンでは,チーム開発で作品を制作させていただいています. ところが,現状まだノウハウが蓄積されておらず,開発に難があります. 実際,今回のBitSummitでは,BitSummit期間中も開発に取り組んでいましたし,スクリプト自体は完成させたものの,出展しないゲームもありました. 他にも問題は山積みです.

今後,チーム開発をする際はこうした反省点を踏まえて開発に取り組んでいけたら,とやまもとは思います.

また,今回の出展作品はVRを使用していました. ここで問題になるのが,VR酔いです. 会場でも作品をプレイしたいただいた方から「酔った」という声を多数いただきました. 今後の開発でVRを扱う際には,この点にも注意して開発を進めたいと思います.

とはいえ,他の参加者の方のゲームの試遊体験や,開発者の方,実際にプレイした方からのフィードバックのあるイベントに参加させていただいたことは当会会員の良い経験になったと思います.

 

来年も参加させていただ くかもしれません きたいと思います!

 

ご来場ありがとうございました!!